インフルエンザについて(2008.12)
[2011.06.23]
インフルエンザ流行の時期が近くなってきました。インフルエンザワクチンは健康な成人の方に対するインフルエンザ発症予防効果は7-9割といわれ、最も確実な予防法ですが、効果を発揮するまで約2週間かかります。流行前にワクチン接種を受けることで、感染、重症化の予防になります。特に、65歳以上の高齢の方、妊娠28週以降の妊婦の方、気管支喘息を持つ子供さん、肺気腫・肺線維症などの慢性肺疾患の方、弁膜症・心不全などの心疾患の方、慢性腎不全や腎疾患で血液透析を受けられている方や腎移植後の方、糖尿病や免疫不全のある患者さんは、感染すると重症化の恐れがあるため、早目のワクチン接種による感染の予防が重要です。さらにそのご家族や周囲の方もワクチン接種による予防が大切です。まだワクチン接種を済まされていない方は、一度是非ご相談下さい。