動脈硬化の検査について(2015.08)
[2015.08.19]
動脈硬化とは、動脈壁に血液中の脂質などが沈着して、血管の弾力性や柔軟性を失った状態をいいます。進行すると血管内腔の狭窄や閉塞が起こり、脳梗塞・心筋梗塞・狭心症・閉塞性動脈硬化症などを引き起こす原因になるので、早期発見により、これらの病気を予防することができます。エコー検査で頚動脈の血管壁を観察することで、全身の動脈硬化の進行度を推定できます。糖尿病・脂質異常症・高血圧症・肥満症・喫煙などの動脈硬化危険因子のある方、めまい・ふらつき・頭重感・足の冷感やしびれ感などがある方は、是非一度頚動脈エコー検査と、血圧脈波検査(下肢動脈の評価)や血液検査を併せて受けて下さい。心当たりのある方は当院までご相談ください。