大腸内視鏡検査(CF)について(2008.5)
[2011.06.23]
大腸疾患は、大腸癌などの腫瘍性疾患、潰瘍性大腸炎をはじめとする炎症性腸疾患を含む器質性疾患、さらに過敏性大腸炎などの機能性疾患に大別されます。下痢・便秘・腹痛などの症状を訴えられる方、また貧血・便潜血反応陽性・腫瘍マーカー高値の方の場合、原因精査のためCFを行なうことがありますが、大腸ポリープ・大腸癌などの病変を認めることもあり、鑑別診断には必須の検査と考えられます。さらに、最近の安全な内視鏡挿入法の進歩に伴い、CFの適応も拡大し、積極的に行なわれるようになってきました。以前にCFを行い腫瘍性病変を認めた場合には6ヶ月以内に、また、認めなかった場合でも1年毎の検査がすすめられます。これまでにCFをされたことのある方も、また初めての方もお気軽にお問い合わせ下さい。