睡眠時無呼吸症候群(SAS)について(2010.06)
[2011.06.28]
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に無呼吸が繰り返される病気です。いびきや日中の眠気、中途覚醒、起床時の頭痛などの症状があります。首周りの脂肪沈着、扁桃肥大、巨舌症、鼻中隔弯曲症などで上気道が閉塞されることが原因と考えられます。また多くの方は高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を合併しており、生命に影響を及ぼすこともあります。SASの疑いがある場合には、終夜ポリグラフィーなどの診断装置による検査を行うために、専門病院にて入院検査を行い、SASと診断された場合には、生活習慣の改善やCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)などにより治療します。上記のような症状でお悩みの方は、是非ご相談下さい。