メニュー

結核について(2009.5)

[2011.06.28]
結核は、戦後の結核予防法に基づいた総合的な対策により減少傾向にありましたが、いまだに日本の罹患率は他の先進諸国に比べると高く、決して過去の病気とは言えません。中でも大阪は罹患率の高い地域であり、より十分注意が必要です。また、年齢層別に見ると、60歳以上が約6割を占めますが、20~30歳代も2割弱あり、決して若い人でも無視できない病気です。しかし、早期発見して治療を開始すれば、治療することができ決して恐れる必要のない病気です。2週間以上咳・痰・微熱・倦怠感などの症状が続くようであれば、結核の可能性もありますので、病気が重症化するのを防ぐだけでなく、家族や周囲の人々への感染拡大の防止のためにも、マスクを着用して受診して下さい。胸部X線検査や喀痰検査などで詳しく調べますので、一度是非ご相談下さい。
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME