胃がんの早期発見について(2012.12)
[2012.12.17]
胃がんは40歳を過ぎると500人に1人の割合で発見されます。がんの早期には症状がないことが多く、あったとしても心窩部痛・膨満感・嘔気など胃がんに特有のものではありません。早期胃がんが進行がんになるには一般的に3~4年はかかるといわれています。早期のうちに発見して治療をすれば、転移もなくほとんどの人が完治します。胃がん検診には主に胃バリウム検査や内視鏡検査がありますが、より小さな段階で発見するには、胃の中を直接観察でき病理検査も行える内視鏡検査が勧められます。「自覚症状がないから大丈夫」と思い込むのは誤りです。40歳を過ぎたら毎年胃の検査を受けましょう。内視鏡検査は苦痛もなく楽に受けられます。ご希望の方は当院までお問い合わせください。