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胃アニサキス症について(2014.07)

[2014.07.15]

アニサキスとは寄生虫の一種で、主にサバ、カツオ、サンマ、イカなどの内臓や筋肉中(魚の身)に幼虫として寄生します。アニサキスが寄生した海産魚介類を寿司や刺身など生でヒトが食べることで感染し、胃壁にアニサキスの幼虫がもぐり込んだ時に、激しい胃痛、嘔気、嘔吐などの症状を起こします。夏場から秋、冬にかけて、アニサキスによる食中毒は増加傾向にあり、新鮮な海産魚介類を食べた後、2~12時間以内に突然激しい腹痛や嘔吐が起きたときはこれを疑い、速やかに医療機関を受診し、胃内視鏡検査を受けて下さい。胃の粘膜に潜入したアニサキスの虫体を見つければ診断がつき、鉗子で虫体を摘出すると、痛みはすぐになくなります。心当たりのある方は当院までお問い合わせください。

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