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骨粗鬆症の検査・治療について(2017.06)

[2017.06.19]

骨粗鬆症があると脊椎圧迫骨折・大腿骨頚部骨折が起こりやすく、腰背部痛・寝たきりの原因になります。閉経後の女性や、男性でも喫煙・過度の飲酒・運動不足・ステロイド薬の長期服用・糖尿病・腎不全・胃切除術後などの人は要注意です。症状のある人、ない人でも上記のリスクファクターのある人は、骨密度検査や、血液や尿の骨吸収マーカー検査を受け、早い段階から治療を開始することができます。骨粗鬆症の治療は、従来の骨吸収抑制剤(ビスホスホネート製剤)の他にも、新しい骨吸収抑制剤や骨形成促進剤が開発され(内服薬と注射製剤:月1回・半年1回投与)、複数の椎体骨折がある骨粗鬆症の人の骨折予防にも効果があります。心当たりのある方は当院までご相談ください。

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