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ヘリコバクター・ピロリ菌について(2008.10)

[2011.06.23]
胃潰瘍・十二指腸潰瘍はH2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤の登場により、患者さんの数が減少傾向にありますが、依然として再発を繰り返す方がおられます。最近H.pylori菌の感染がこの病気に深く関わっていることが明らかになってきました(胃潰瘍の約7割、十二指腸潰瘍の約9割に感染)。その除菌治療が保険適応となってから、除菌により潰瘍は治りやすくまた再発もしにくくなってきました。除菌が不成功の場合も、別の薬剤を使った二次除菌治療(保険適応)も行うことが可能であり、除菌がより成功しやすくなりました。さらに最近の研究で、除菌による胃癌の予防や癌発育進展抑制効果の可能性が明らかになりつつあります。当院では、種々の方法でH.pylori菌の検査を行い、必要に応じて除菌治療を行いますので、是非ご相談下さい。
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