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心房細動(Af)(2011.09)

[2012.01.19]
Afは不整脈の一つで、心房が小刻みに震えて規則正しい収縮ができなくなった状態で、長く続くと心房内に血液がよどみ血栓ができやすくなります。とくに左心房でできた血栓は大きく、脳の太い血管を突然詰まらせて広範囲に脳梗塞を起こし、ひどいときは死に至るなど重篤な症状を起こします(心原性脳塞栓症)。Afは喫煙・飲酒や、高血圧症・糖尿病・甲状腺機能亢進症・心不全・狭心症などの基礎疾患が原因で起こります。自覚症状は動悸、胸痛などですが、無症状で健診で偶然見つかることも多いです。Afは脳梗塞の原因となるので抗凝固剤服用による予防が重要です。加齢とともに増えるので気になる症状があれば心電図や心エコー検査を受けて早期発見をしてください。  
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