メニュー

慢性膵炎について(2010.07)

[2011.06.28]
慢性膵炎は、膵臓に長期間にわたり繰り返し炎症が起こり、次第に膵臓の細胞が破壊され、膵臓全体が硬く萎縮していく病気です。原因として、大量飲酒が最も深く関わっており、その他に胆石や高脂血症などが関与しますが、原因不明のものも多く存在します。初期症状として、上腹部痛や腰背部痛(特に食事の数時間後)、嘔気・嘔吐、腹部膨満感などがあり、進行して膵臓の機能が低下すると、下痢、脂肪便、糖尿病などの症状が出現します。血液検査や腹部超音波検査・CT検査などの画像検査にて診断をします。治療として、まず禁酒や脂肪制限など生活習慣の改善が必須であり、その他薬物療法や合併症の治療を行います。上記のような症状でお困りの方は、一度是非ご相談下さい。
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME