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潰瘍性大腸炎(UC)について(2011.08)

[2011.08.30]
UCは、大腸の粘膜に炎症がおこり、下痢・血便・腹痛・発熱を繰り返す原因不明の病気です。10~20歳代での発症が多く近年急速に増えています。寛解期 と再燃期を繰り返し完治は難しいですが、多くの方は薬で症状を抑え、食事に注意すれば病気をうまくコントロールできます(寛解維持)。下痢や血便は、急性 腸炎や癌など他の病気でもみられる症状ですが、自分の判断で安易に下痢止めや止血剤を使うと、症状が悪化することもあるので、若い人でこのような症状が複 数でた場合は必ず専門医を受診して、大腸内視鏡検査などで確定診断をして適切な治療を受けて下さい。治療しても寛解に至らず10年以上経過した全大腸炎型 のUCは癌化リスクも高まるので毎年内視鏡検査が必要です。
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