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肝臓がんについて(2011.03)

[2011.08.30]
わが国は世界的に見て原発性肝がんの多発地域の1つであり、年間3万人を越える方が亡くなられており、その半数以上が70歳以上の高齢者です。男女別に見 ると、男性は女性の約3倍の患者さんの数であり、男性で45歳頃から、女性では55歳頃から増加していきます。その原因の多くは肝炎ウイルスの感染であ り、およそ9割はC型肝炎ウイルスが原因で、慢性肝炎や肝硬変を経て、20~30年という長い年月を経て発症します。新しい治療法の開発により治療成績は 向上していますが、やはり早期発見が何より重要です。初期症状はほとんどないため、検診やドックなどを定期的に受診して、B型・C型肝炎などの検査や肝機 能検査、超音波検査などを受けることをおすすめいたします。
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