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胆嚢ポリープ、胆嚢がんについて(2011.01)

[2011.08.30]
胆嚢ポリープのうちの大部分はコレステロールポリープ(以下、CP)といわれる放置可能なものですが、一部に腺腫やがんなどの腫瘍性病変が含まれます。大 きさが10mmより小さく、表面が桑実状、有茎性、多発性などCPの特徴を有する場合は、年に1~2回の超音波検査(以下、US)で経過観察します。それ 以外で悪性が否定できない場合には、超音波内視鏡やCTにて精査の上、原則的に外科手術で胆嚢切除をします。 胆嚢ポリープの場合には、ほとんどが無症状で、集団検診の際に偶然見つけられる一方、胆嚢がんは黄疸を契機に受診されることが多く、発見時ほとんどが進行がんの状態です。症状の有無にかかわらず、定期的にUSにて胆嚢の検査を受けられることをおすすめします。
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