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血尿について(2016.05)

[2016.05.19]

腎・尿路系の糸球体・尿細管・腎盂・尿管・膀胱・尿道のいずれかから出血が起こると血尿が現れます。原因として炎症(糸球体腎炎・IgA腎症など)・尿路感染症・尿路結石・悪性腫瘍(膀胱癌・腎癌・前立腺癌など)・多発性嚢胞腎・腎臓の血管系の異常など種々の疾患が潜んでいる可能性があります。血液の混入量が少ないと肉眼的にはわからず、検尿で尿潜血として偶然発見される場合があります。蛋白尿を伴ったり、高血圧症・浮腫・貧血症状などがある場合は、腎炎など内科疾患の可能性もあるため、健診やドックなどで血尿を指摘された方は、放置せず早めに医療機関を受診して、血液検査・腹部超音波検査・腹部X線検査などを受けましょう。心当たりのある方は当院までご相談下さい。

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