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過敏性腸症候群(IBS)について(2016.07)

[2016.07.19]

大腸や小腸に器質的病変がないのに、慢性的に下痢や便秘などの便通異常と、排便によって軽減する腹痛や腹部不快感を繰り返す状態を過敏性腸症候群(IBS)といいます。ストレスなどが誘因で、消化管の運動異常や知覚過敏が原因となって起こる機能性疾患です。IBSの診断は、似たような症状を起こす他の器質的疾患(大腸のポリープやがん、大腸憩室、潰瘍性大腸炎、クローン病、感染性腸炎)、内分泌疾患(糖尿病、甲状腺機能異常症)、婦人科疾患(子宮内膜症など)、慢性膵炎などを除外する必要があり、血液検査・便潜血検査・腹部単純X線検査・超音波検査・大腸内視鏡検査などにより鑑別します。上記のような特徴的な自覚症状のパターンが続く方は、当院までご相談下さい。

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