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食道静脈瘤について(2014.05)

[2014.05.23]

肝硬変等が原因で、食道の粘膜下にある細い静脈がこぶ(瘤)のようにふくれて拡張し、でこぼこになった状態を食道静脈瘤といいます。食道静脈瘤は小さいときにはほとんど症状がありませんが、病気が進んで静脈瘤が大きくなると、破裂して大出血を起こすことがあります。突然大量の吐血や下血が起こり、出血性ショックを起こして最悪の場合死亡することもあります。静脈瘤の診断には、食道の内視鏡検査が有用で、静脈瘤の形や色調を詳しく観察することで、破裂しやすいかどうかがわかります。肝硬変やウイルス性肝炎に罹患されている方、すでに食道静脈瘤と診断されている方は、自覚症状がなくても定期的に内視鏡検査を受けることが大切です。心当たりのある方は、当院までお問い合わせください。 

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