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高尿酸血症の治療について(2015.04)

[2015.04.18]

血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超える状態を高尿酸血症といいます。この状態が長期間持続すると痛風関節炎、痛風結節、腎機能障害(痛風腎や慢性腎臓病)、尿路結石を起こしたり、血管に炎症などのダメージを与え動脈硬化性疾患(脳卒中や心筋梗塞)を起こしたりする危険性が高くなります。高尿酸血症の治療の目的は、これらの合併症の予防と改善にあるといえます。最近の痛風・高尿酸血症治療のガイドラインでは、痛風発作や高尿酸血症の合併症を防ぐためには、血清尿酸値を6.0mg/dl以下に維持するように、尿酸降下剤を長期間規則正しく服用することが推奨されています。尿酸値が高めの方は、自覚症状がなくても放置せずに医療機関で適切な治療を受けましょう。心当たりのある方は当院までご相談ください。

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