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高齢者の貧血について(2018.10)

[2018.10.17]

高齢者の貧血は、動悸・息切れ・倦怠感などの典型的な自覚症状が少なく、元気がない・疲れやすい・食欲不振・呼吸困難・浮腫・狭心痛・認知症・歩行障害・食欲不振など不定愁訴で発症することがあります。原因として消化管出血(胃・十二指腸潰瘍、胃がん、大腸がん、鎮痛剤長期連用による副作用など)や栄養障害が多く、他に感染症(肺炎や肺結核など)・慢性炎症(関節リウマチや膠原病など)・腎性貧血・血液疾患・肝硬変症・甲状腺機能低下症などの重大な病気が隠れている可能性があります。貧血が見つかった場合は、胃・大腸内視鏡検査など精密検査が必要になりますので、ご高齢で上記のような不定愁訴が続く場合は当院までご相談ください。

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