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Hibワクチンについて(2009.6)

[2011.06.28]
Hibとは、ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌のことで、皆さんご存知のインフルエンザウイルスとは全く別のものです。Hibは、飛沫感染により、主に5歳未満の乳幼児に髄膜炎や肺炎、喉頭蓋炎、敗血症等の重篤な感染症を起こし、そのうち約5%は死亡、約25%に聴覚障害、発達遅延、神経学的障害など後遺症が残るという非常に予後の悪い病気です。母親からの移行抗体がなくなる3~4ヵ月齢から罹患率が高くなり、特に集団保育を受けられている乳幼児では注意が必要です。不顕性感染による抗体獲得のため5歳を過ぎると発症しなくなりますので、Hibワクチンは生後2ヵ月から5歳までの間に接種する必要があります。生後2~7ヵ月が望ましいワクチン接種開始年齢ですが、5歳までは接種することができます。このワクチンは任意接種ですが、接種をお考えの方は事前にご相談下さい。
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