禁煙治療について(2008.7)
[2011.06.23]
タバコが原因と考えられる疾患は多く、特に悪性腫瘍・心疾患・脳血管疾患・肺炎といった4大疾患に密接に関係し、そのリスクは禁煙することで低下することが明らかになっています。喫煙習慣の本質は「ニコチン依存症」であると捉え、平成18年度より禁煙治療への保険適応が認められるようになりました。またこのたび、禁煙補助薬として貼り薬に加えて新たに内服薬も保険適応となり、治療の選択肢も広がりました。これらの薬を使うと、禁煙成功率が約2~3倍高まるだけでなく、離脱症状を抑えながら比較的楽に禁煙できます。これまで自分で禁煙を試みたけれどうまくいかなかった方、これから禁煙したいとお考えの方、またタバコのために何らかの病気にかかられた方でも、禁煙のためのアドバイスをさせて頂きますので、この機会に是非ご相談下さい。