糖尿病について(2012.10)
[2012.10.19]
糖尿病の初期は自覚症状がほとんどありません。ある日突然糖尿病になるわけではなく、少しずつ血糖値が上がり、ある程度進行すると口渇、倦怠感、多飲、多尿、体重減少などが現れ、発病後10年前後で合併症(網膜症・腎症・神経障害など)が起こり、時には命にかかわることもあります。ブドウ糖負荷試験という精密検査を行えば、糖尿病か正常かだけでなく糖尿病予備軍もわかります。予備軍のうちに食生活を改善し、運動して血糖値を下げるように努めれば、発症を予防できます。自己判断せずに医師と相談して、定期的に血糖値を確認して適切なアドバイスを受けてください。気になる点があれば、早期発見のため医療機関を受診して血糖値やHbA1cを検査してください。