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睡眠時無呼吸症候群(SAS)と高血圧について(2016.02)

[2016.02.19]

夜間睡眠中に何度も無呼吸(10秒以上呼吸がとまる状態)や低呼吸が起こると、交感神経が興奮した状態が続き、睡眠中も血圧が低下せず、早朝から日中まで高血圧が続きます。このような状態が長くなると心臓や脳に負担がかかり、心臓病や脳卒中のリスクが高まります。高血圧症のなかには降圧剤が効かない治療抵抗性高血圧(3剤以上の降圧剤でも降圧目標値にならない)があり、そのうちの約8割がSASを合併しているといわれています。治療抵抗性高血圧症があり、肥満、いびきや睡眠中の無呼吸、日中のつよい眠気や集中力の低下がある方は、SASの可能性を考えて携帯型パルスオキシメーターによるスクリーニング検査を受けて下さい。心当たりのある方は当院までご相談下さい。

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