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C型肝炎の最新の治療について(2018.01)

[2018.01.16]

ここ数年、C型肝炎治療の進歩は目覚ましく、インターフェロン注射に代わり飲み薬のみの治療(インターフェロンフリー治療)が中心となっており、高い治療効果が認められます。しかし、その治療法で治らなかった場合は、ウイルスに耐性変異がある場合が多く、改良された新薬が求められていました。この度昨年12月に発売された新薬は、①治療期間が8週間と短縮(前治療歴などに応じて12週間とすることも)、②全ての型のウイルスに適応可能、③重篤な腎障害患者さんでも適応可能、④従来の経口剤で無効の患者さんにも有効、であり、大幅に進化した頼もしい薬剤と言えます。肝臓専門医の診察に基づき、医療費助成制度を利用し治療を受けることができます。この新薬による治療を希望される場合は、是非当院肝臓専門医にご相談下さい。

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