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高血圧治療について(2012.05)

[2012.05.21]
高血圧症を治療する目的は、合併症を予防することです。高血圧の状態が続くと、動脈硬化が進み、心臓・脳・腎臓などに負担をかけ、心筋梗塞・脳卒中・慢性腎臓病などの重篤な病気をひき起こします。診察室血圧(外来血圧)で140/90mmHg以上を高血圧と定義していますが、数多くの試験結果から、十分に血圧を下げたほうが合併症を予防できることがわかっており、その値は若年者、中年者で130/85mmHg未満、糖尿病・腎疾患・心筋梗塞のある方で130/80mmHg未満、高齢者では140/90mmHg未満を目標にしています。降圧目標値に達していない方は意外に多く、家庭血圧計などで自分の日常の血圧を知り、高いようなら一度医療機関で相談してください。
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