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スキルス胃癌について(2017.07)

[2017.07.18]

スキルス胃癌は、胃の粘膜の下を這うように広がっていき、進行すると胃壁全体が硬くなる特殊な胃癌です。通常の胃癌と違って、粘膜面にほとんど変化が現れないので、初期は無症状の場合が多く、進行すると、胃壁の伸展不良のため食事が摂れなくなり、食後の胃痛・胃重感・胸焼け・ゲップの出にくさ・食欲不振・体重減少などの症状が現れます。30~40歳代の若い女性に多く、遺伝的素因の関与が強いため、家族に胃癌のある方は要注意です。進行が早く転移しやすいので、早期発見・早期治療が予後に大きく影響します。胃の不調が続き、胃薬を服用しても症状が改善しない方は、一刻も早く上部消化管内視鏡検査を受けてください。心当たりのある方は当院までご相談下さい。

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