メニュー

腎性貧血について(2017.09)

[2017.09.15]

腎臓ではエリスロポエチンという赤血球の生成を促す造血ホルモンが分泌されています。腎機能が低下するとこのホルモンが減少して貧血を起こします(腎性貧血)。通常の貧血と同様に疲れやすさ・動悸・息切れ・めまい等の症状が現れますが、腎性貧血はゆっくり進行するのが特徴で、そのため貧血に気づかず発見が遅れることがあります。腎性貧血を放置すると、腎機能をさらに悪化させ末期腎不全に進行する割合が高くなり、心臓にも悪い影響(心不全)がでてきます。ゆっくり進行する貧血の場合は、上記のように腎臓病が原因となっていることもありますので、早急に精密検査を受けるようにして下さい。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME